現場で働いとったら、だいたい一回は経験するやろこの現象。
弟子「親方、ここどうしたらええですか?」 親方「ここはこうやっとけ!」
— 数日後、別の現場 —
弟子「(前と同じ状況やし、この前の指示でいけるやろ)」 親方「おいおい!何してんねん!ここはこうやれって!」 弟子「えっ…?(前と言ってることちゃうやん…)」
いや、ほんま毎回指示違うやん!ってなるよな。でもな、これは親方側にもちゃんと理由があんねん。
なんで親方は毎回違うこと言うんか?
- 現場は生き物
そもそも同じ状況に見えても、細かいところが違う。材料のクセとか、天気とか、他の職人の動きとか、そういうの考えて瞬時に最適解を出しとるわけや。 - スピード重視
親方は常に「最速でええ感じに仕上げる」こと考えとる。昨日のやり方より、今日の方が早くなるならそっちを採用する。アップデートされとんねん。 - 覚えてへん
シンプルに、前の現場の指示とか覚えてへん場合もある(笑)。特に忙しいときは、目の前の作業で頭パンパンやから、細かいことは流れてまうんや。
言われる側の反応
弟子A「いや、前と違うやん!」 弟子B「こないだこう言いましたやん!」 弟子C「俺、間違ってへんのに怒られてる気がする…」
で、最終的にどうなるかっていうと、
弟子D「もうええわ…言われた通りやるだけや…」
ってなって、頭を使わんようになるんよな。

対策法
じゃあ、こんな親方の指示の変わりっぷりにどう対応するか?
- 指示の意図を考える
「なんでこのやり方なんやろ?」って考えるクセをつけたら、応用きくようになる。 - 確認する
「この前こうでしたけど、今回もそれでいいですか?」って軽く聞いとくと安全。 - もう諦める
「親方の言うことは、その場の最適解や」と割り切って受け入れる。
まとめ
親方が毎回違うこと言うのは、「その場の最速」を求めてるからや。 でも言われる側は「どっちやねん!」ってなるのも当然。
結局のところ、職人って「考えて動けるかどうか」が大事やから、こういう場面もうまく乗り越えて成長していくしかないんよな。
まぁ、ワシも昔は「またちゃうこと言うてるやんけ!」って思ってたけど、今は「まぁそんなもんや」って悟ったわ(笑)。
みんなも、親方の気まぐれ指示とうまく付き合っていこな!