俺が弟子やった頃は、冬でも外で研ぐのが当たり前やった。手袋なんてもってのほか、砥石は水につけっぱなしにしたら凍って割れるから絶対NG。冷たさで指が動かんくなっても、「寒い」なんて言うたら怒られる。お湯を使うなんて論外で、むしろ冷たさを感じんようになってからが本当の勝負やった。
けど、今思えば悪いことばかりでもなかった。寒さが厳しいからこそ、どうやったら効率よく終わらせられるかを考えるようになったし、結果的に研ぐスピードも上がった。あの環境が、技術を磨く場になってたんかもしれんな。
冬の寒い時期に刃物を研ぐのは、ほんまにつらい。水を使う作業やから、冷たさが手にしみるし、外でやると指先の感覚なくなるレベル。今回は、冬の研ぎ作業をちょっとでも楽にする方法について書いていくで!

冬の研ぎ作業がつらい理由
- 水が冷たい → 手がかじかんで細かい動きがしにくくなる。
- 乾燥してる → 砥石が乾きやすく、研ぎにくい。
- 屋外は過酷 → 気温が低いと、そもそも研ぐ気にならん。
ちょっとでもマシにする方法
- ぬるま湯を使う
- 水の代わりにぬるま湯を使うと手の冷たさがだいぶマシ。
- ただし、あんまり熱いと砥石の劣化が早くなるから注意。
- 室内で研ぐ
- 流し台でやるか、こぼれても大丈夫な場所を確保。
- 100均のトレーとか新聞紙を敷けば後片付けが楽。
- 手袋を活用
- ゴム手袋や薄手の防寒手袋を使うと指先の冷えを防げる。
- ただし、感覚が鈍るから研ぎ慣れてる人向け。
- 砥石の管理をしっかりする
- 乾燥しすぎると砥石が割れたり、使いづらくなる。
- 研ぐ前に水にしっかり浸けておくと、使いやすくなる。
まとめ
冬に刃物を研ぐのはなかなかの苦行やけど、ちょっとした工夫でマシになる。ぬるま湯を使ったり、室内で研いだりして、少しでも快適に作業しよう!
あんたも冬の研ぎでつらい思いしたことある?ええ方法あったらコメントで教えてな!